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お金に興味をもったり、お金は物と交換するものだとわかったら始めてみましょう
お金を使うことに興味を持ち始めたり、お金は物と交換するものだとわかったら始めてみても良いと思います。3桁の計算ができるようになったら始めてみるというのも良いでしょう。
実は、3年生や4年生頃までに始めたほうがやりやすいというお声もいただいていますよ。何かあった時に相談もしてくれるので、親も子どものお金の使い方が見えやすいようです(高学年にもなると、お金の使い方を隠したがるようにもなるなんて話も聞きます)。
「こづかい制を導入したいけれど不安」という方は、いきなり始めるのではなく、何かの折に買い物の練習をさせてみてはいかがですか。
例えば、いつもは親がおやつを適当に買っているけれど、一緒に店に行ってどれを買うのか子どもに選ばせ、お金を渡して買う体験をさせるというのも良いかもしれません。子どもがどういうお金の使い方をするのか見えるでしょうし、子どももお金を使うことに自信が持てたりするかもしれません。
「お金には限りがある」ということを伝えるためにも、こづかいは定期的に決まった金額を渡したほうが良いと考えています。その都度渡してしまうと、やりくりや節約がなかなか身につかないという話もあります。もちろん、親がしっかり見守り、都度渡す方法でもうまくやっているお子さんもいます。
でも、定期的に渡したほうが、「今渡すべき?」「こづかいちょうだいと、今言ったほうがいいかな?」などと考えなくてすみ、案外、親も子も楽かもしれません。