誰かのためにお金を使う

『こづかいで自分の欲しい物を買うのって素晴らしい。でも、「誰かのためにお金を使う」というのも素敵なことよ』。

 

これは、ワークショップや講演会などで、子ども達や保護者に伝えていることです。親からお金をいただいて募金をするのは素晴らしいことだけど、自分のこづかいから出してみると、もっと温かい気持ちになるかもしれません。友達へのプレゼントだって、こづかいから出したほうが、何倍も嬉しい気持ちになるかもしれません。それに、家族にプレゼントをして喜ぶ顔を見た時、とってもハッピーな気持ちにきっとなるはず。

 

娘には、「誰かのためにお金を使う」ということを意識して伝えていました。募金や友達へのプレゼントは自分のこづかいから出しています。親戚からおこづかいをいただいた時は、そのお金で何かを買わせることはしませんが、お礼の手紙はしっかり書かせています。でも、なかなか家族へのプレゼントまでには至りません。プレゼントが欲しいわけではありません。もう少し家族にも、せめて、時々こづかいを下さる、おじいちゃんやおばちゃんには気持ちを向けて欲しい・・・。

 

そんな母の願いが通じたのでしょうか。先日、こづかいでシュークリームを買ってきてくれたのです。全部で4つ。ひとつは入院生活を送っているおじいちゃんのため。ひとつは看病に来てるはずのおばあちゃんのため。そして残りの二つは両親のため。自分の分はというと、30円足りなくて買えなかったそうです。でも、皆が喜んでくれるなら、自分は食べなくてもいいそうです。

 

嬉しかったですね〜。「誰かのためにお金を使う」ということを実践してくれました。娘もなんだか嬉しそう。そしてこの時の表情は、誰かからプレゼントやこづかいをいただいた時とは全く違う、充実感に満ち溢れたものだったんですよ!

2013年10月18日