2024年1月12日開催の『親子小遣い講座』は、札幌市豊平区民センターさんが企画してくださいました。
1年前に、50代のための『お金の連続講座』を担当させていただいたのをきっかけに、ご担当者様が企画してくださったもの。1年前からのオファー、しかも、お小遣い講座とは嬉しいものですね。

当日は風邪などで3組の欠席があったものの、幼稚園年長さんから小学4年生のお子さんに集まっていただきました。

親子でじゃんけんや自分の選択で買い物をしていきます。お金券のやりとりをしながら進めていきますが、ワークシートの「カレンダー」を時折確認しながら、

・先のことを考えながらお金を使う

・貯める

・アクシデントの対処法

・おこづかい帳の書き方

 

などを学んでいきます。

小学生を対象にしていましたが、年長さんの参加もあり、「難しくないかな~」と心配したものの、持っている力を発揮していた様子。お母様も喜んでらして、「早速、おこづかいを渡していきたい」というお言葉をいただきました。

このゲームは、小学校授業でもアレンジして行っています。親子サークルでもお声がかかっていますし、オンラインで個別に行ってもいます。関心のある方はご連絡くださいね。

 

活動実績の一部をご紹介いたします

2年目のテーマは「おうちの人が喜ぶ焼きそばを作ろう!」

千歳市立北栄小学校「特別支援学級」で、2021年と2022年に1回ずつ、お金の授業をさせていただきました。


2021年のご依頼の際には、

  • コロナ禍により「買い物体験」等、お金を使う機会が持てない!
  • お金の授業をする余裕がない!
  • やりかたがわからない


と先生方からお聞きしました。

そこで、お金は好きなだけもらえるものではなく、考えて使わなければならないといった基本のお話をユーモアを交えてお伝えしたり、現金を持参して「ケーキ380円」を買うにはどの金種を出したら良いのか等の練習をいたしました。

先生方がとても喜んでくださって、その後1年間、お金をぴったり出す練習等、子供達が一人で買い物をすることができるように、力をつけてくださっていたようです。

そこで、2年目の2022年は、もう金額を見てお金を出すことができることから、予算の範囲内で買う練習。

「おうちの人が喜ぶ、焼きそばを作ろう!」

をテーマに、600円という限られたお金のなかでどんな材料を買ったら良いのか、考えながら買い物体験をする時間としました。

ちょうど、授業参観日でもあったので、おうちの方に「どんな焼きそばなら嬉しいか」等、インタビューする時間も設けたりしたので、親子で楽しんでくださったのではないかなと思います。

1年間お金の勉強をしていたので、

「お金を余らせないために、もやしを3袋買おう!」

と考える子も出てきたり、

「本当はエビとイカを買いたかったが、エビを我慢した」

というように、思っていた以上に子供達が考えて買い物をしている様子が見え、先生方も大変喜んでいました。

このお金の授業をきっかけに、

「実際に焼きそばの材料を店で購入して、調理実習まで繋げたい!」

とおっしゃっていましたね。


子供達も、

  • お金は好きなだけ使えるわけではない
  • お金がないなら、何かを我慢しなくてはならない
  • 他の食事に使える材料が安ければ、まとめ買いをするという考えもある
  • 普段から、どんな食材が使われているのか意識してみる
  • 電卓を活用すれば、買い物も問題なくできる


といったことがわかったようです。

これはとても生きるために大事なことです。その後のお話もぜひ、伺ってみたいなと思っています。

そうそう!子供達は私のことを覚えてくださっていて、嬉しかったですね。1年間の成長を見せていただけて、先生方には感謝です。

 

オンラインでも、お金の授業ができます

今年はコロナにかなり翻弄された年でした。北海道は雪まつりを過ぎた頃から、全国に先駆けて感染が拡大し、予定されていた学校の授業や保護者向け講演会がいくつもキャンセルとなりました。

でも、11月以降の第三波(・・と思ってます)では、学校や保護者、ご担当者などから「キャンセルにはしたくない。オンラインで!」と言っていただき、全て無事に開催できたのです。

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上の写真は、小学校での授業の様子です。今、学校では各教室にテレビがあるところがほとんどかと思います。Zoomを使いこなせる先生もたくさんいらっしゃいます。

こちらの学校は、テレビは私の様子やスライドを見るために用意し、恐らく子ども達の声を拾えるようにと、パソコンも準備されたのではないかと思います。

さらに、タブレットを1台用意し、先生がそれを持って教室内を歩き回り、一人一人の子ども達の様子を映してくれました。おかげで子ども達とコミュニケーションをとることもできましたし、ワークシートを書いているかどうかも確認できました。

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最近の小学校授業は、もっぱら「カレンダーこづかいゲーム」を行っていましたが、オンライン授業でも使えそうです。遠く離れた先でも行えることがはっきりわかりました。

もちろん、成功したのは先生方や主催してくださった方のおかげです。ある小学校では、時折、子ども達の声が拾えないことがありました。その時、先生方が手に持っているタブレットから「今、●●と言いました」などと、子ども達の様子を映したまま、テレビ画面の私に説明してくださったりと、何度も助けられました。授業の時の様子を思い出すと、今でも「うるっ」と、目頭が熱くなります。

これまで、関東圏や滋賀県、同じ北海道とはいえ、簡単には行けない知床などから、「ゲームを活用した授業をしてほしい」というご依頼をいただきました。しかし、交通費の問題がクリアできず断念したこともあります。オンラインなら、その問題はクリアできるのではないかと思っています。

リアルでお会いするのが一番です。でも、もしもそれができない場合でも対応できるようにしておきたいと思います。

なお、オンライン環境についての記事がありますので、ご参照ください。

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お問合せはお気軽に。

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2020年12月9日

お金の教育合宿〜ネイパル北見

コロナが少し落ち着いた7月下旬、久しぶりに小学生の皆さんとお金の勉強!

それも、1泊2日のいわゆる合宿。ネイパル北見さんが企画したものに協力させていただきました。

生活経済教育「ねだんが変わるカレーやさん」

カレンダーこづかいゲーム

保護者向け講話「子どものこづかいについて」

ネイパル北見さんが一番望んでいたのが、「ねだんが変わるカレーやさん」

なぜなら、夏のお祭りに向けて、事前に子ども達が商品企画をし、材料を買い、値段をつけて当日販売をするというイベントの計画を立てていたからです。まずはこのワークショップを体験させ、勉強してもらおうと考えていたようですよ。

しかし、コロナで夏祭りは中止。それでも、お金について学んでもらいたいと、当初5月の合宿が6月・・7月と変更になりましたが、開催ということになったのです。

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「ねだんが変わるカレーやさん」は盛り上がる!

チーム対抗戦!

ざっくりとした流れ

一人一人元手を出して、カレーやさんのオーナーになります。

カレーの材料を買い、経費や利益を考えながら、カレー1皿分の値段を決め、消費者役の大人に販売します。

今回は5チーム!

多少難しいところがあるので、小学4年生以上を対象としています。そして、大人の力が必要なんです。各チームに、少なくとも1人の大人の助言がないと、なかなか上手くいきません。お金券のやりとりをする人も、消費者役の大人も必要です。

そこで今回は、大学生ボランティアや、他の地域のネイパルの職員さんなども含め、13人の大人に集まっていただきました。

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カレー1皿分の値段が決まったら、消費者役の大人の皆さんにプレゼンをし、販売をします。まずは、各チーム2皿ずつ。

「きっと、大人はカレーを買ってくれるだろう」と甘い考えではいけません。案の定、1皿も売れなかったチームが一つありました。休憩時間、みんな、沈んでいます・・・。

しかし、子ども達は力があるんです!2回戦はプレゼンを改め、ホワイトボードに書いた看板の中身も変え、積極的に売りに行き、一番に売り抜けました。

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「あきらめない!」「ダメだったら工夫する」

 ということに気づいてくれたのではないでしょうか。

本当に、このワークショップは、子ども達の力や協力する姿を見ることができるので、大好きです。

「学校授業でもできるのではないですか」と言ってくださった方がいます。授業3時間分で、「社会」「算数」「道徳」の勉強ができるということらしいです。そう言ってくださったことで、授業の可能性を感じた1日となりました。

2020年8月1日

【PTA講演会報告】保護者が気になる2つのテーマについてお話ししました

今年度も、小学校PTA様、家庭教育学級様からお声がけいただき、「子どものこづかい」や「教育資金対策」についてお話しさせていただいております。通常は、約2時間1テーマですが、どちらも保護者が気になるお話し。「両方お願いします!」と言われることもあります。9月中旬にお伺いさせていただいた、札幌市立円山小学校PTA教養委員会様は、2つのテーマでのご依頼でした。

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実は、こちらの小学校は2年前にお伺いしたばかり。前回は家庭教育学級様で、2時間頂戴してこづかいの与え方についてお話しいたしました。PTA教養委員会の役員には、家庭教育学級生として、すでにお話しを聞いてくださった方もいらっしゃいます。教育資金も気になる方がいるということで、両方お話しすることになったのです。

前半は、こづかいについて事前に参加申込者から質問を頂戴し、それを元に組み立てて70分お話しいたしました。後半は45分と短めですが、「教育資金対策」です。「どのくらいお金がかかるのか」「お金の貯め方」「奨学金の概要」に絞ってお伝えいたしました。

多少駆け足だったため、ご参加の皆さんには申し訳なかったなと思いながらも、後日いただいたアンケートを拝見すると、ご満足いただけたようで安心いたしました。

2つのテーマでの講演依頼は、来月も1校あります。小学生の保護者にとって、確かにどちらも気になりますよね。たっぷり聞きたいという場合は、今年度はこづかい・・来年度は教育資金というように、2年連続お声がけいただければ・・。そのように企画してくださったところもありますよ!

素敵なお花をいただきました。

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円山小学校PTA教養委員会様、ありがとうございました。

夏休みは2種類のゲームで、親子こづかい講座を開催しました

この夏も、「親子こづかい講座」を開催することができました。今回は2種類のゲームを使用しましたのでご紹介いたします。

まずは、バナナンキッズ主催の講座は、「こづかいゲーム ボード版」

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1グループ3〜4組の親子がボードゲームを楽しみながら、こづかいの使い方について考えていくワークショップ。2日間行いましたが、初日は満席。2日目は厳しい暑さが続いた影響もあり、体調不良によりキャンセルも多くて残念でした。でもこの講座で嬉しいことが2つありました!

1・リピーター2組の申込みがありました。

「上のきょうだいが参加し、とても良かったので、下の子にもと思って来ました」というお言葉をいただき、長く続けて良かったなと思っております。

2・参加されたお子さんが、お母さんにお花のプレゼント。

ゲームのなかで、こづかいで買いたいものを購入していきます。「お母さんに花束」と言っていたお子さんが、ゲーム中はもちろんのこと、自分のこづかいでも早速花束を買ったと、お母様からご連絡いただきました。

さて、次に、ボーヴィラージュさんからお声をかけていただき、カフェAgtさんで行ったワークショップでは、「こづかいゲーム 親子ペア」

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こちらは、グループではなく、親子で取り組むワーク。お子さんは保護者にカードの内容を読み上げ、お金券のやり取りをしていきます。低学年の参加が多い時や、発達障がいのお子さん向け講座などで活用していますが、ボードゲームと同様、お子さんが「今買うのか、買わないのか」を考えたり、物や環境を大切にすることに気がついたり、こづかい帳の書き方を学ぶ内容となっています。

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なお、親子ペアとお伝えしましたが、親ときょうだいの3人でも全く問題ありませんし、中学年・高学年でも楽しめます。

いくつかの教材を活用して、こづかい講座を開催するのがバナナンキッズの特長。リクエスト開催も行っておりますー。

2019年8月7日

エフエムしろいしの番組に出演させていただきました

エフエムしろいし(83.0MHz)の番組に出演させていただきました。

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子育てコーチングで有名な、石谷 二美枝さんの「ママ大好き チュッ!」にゲスト出演。ラジオは初めてだったので、始まるまでは緊張しておりましたが、石谷さん(ふっちゃん)のリードがお上手で、徐々に落ち着きを取り戻し・・・。あっという間の時間でした。

番組では、金銭教育を始めたきっかけ、娘とのエピソード、こづかい制のポイントなどお話しをさせていただきました。

なお、ユーチューブで聞くことができるようです。

こちらからどうぞ。

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短い時間だったのできちんとお伝えできませんでしたが、全道各地のPTA、家庭教育学級など、子どものこづかいについて話してほしい!学校の授業で金銭教育や消費者教育をしてほしい!というご希望があれば伺います。お気軽にお問合せください。

申込みやお問合せが続々ときております。例年10月、11月はご依頼が集中します。早めにご連絡くださいね。

2019年5月15日

女子少年院でゲーム形式の家計管理講座を行いました

もう4年ほど前からでしょうか。年に1回、女子少年院での家計管理講座の講師としてお声をかけていただいております。

そこの少年院では、限られたお金でしっかり生活していけるように、外部講師によるお金の勉強が必要と考え、年に数回、講座の企画をすることもあるようです。その中で毎年お声がけいただけるのは嬉しいですね。

バナナンキッズはゲーム形式で進めていきます。例年、カードゲームを使っていましたが、今回はパワーポイントで作成したスライドを使って進めていきました。

用意した手元資料はこれ。

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1か月の出来事を予想してお金をどう使うかシミュレーションする、「カレンダー家計管理ゲーム」です。小学校でよく行っている「カレンダーこづかいゲーム」の大人バージョンです。

実は今回、他の団体さんもゲーム形式だったと、教官からお聞きしました。

しかし、バナナンキッズが使用しているツールは、ゲームとは言えど、現実的な数字や出来事で進めていきます。実際の給料明細を元に進めていくので、子ども達からは「少ない!」とがっかりされますが、やはり現実を知ってもらいたくてあえてそうしています。

カレンダー形式のゲームは、中学校教師からも関心をいただいております。いろんな所で、たくさんの方に経験していただきたいと思っております。

2019年4月7日

ワークショップ「ねだんが変わるカレーやさん」終了しました

2018年11月17日(土)、バナナンキッズ主催 親子で生活経済教育「ねだんが変わるカレーやさん」を開催いたしました。

小学4年生以上の子ども達がチームを作り、カレーの材料を買い、家賃や水道光熱費などを払い、支払った経費に利益を上乗せして販売していくワークショップ。保護者の皆さんにも、チームアドバイス役やバンカーなど、お手伝いいただきました。

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知らない子ども達同士が、話し合いながら値段を決めていき、宣伝を考え、プレゼンしていきます。その真剣な様子が本当に可愛くて、頼もしくて、感激してしまいました。

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どんなカレーを作ったら消費者は購入してくれるのか、効果的な宣伝文句など考えていきますが、消費者と経営者の視点の違いにも気づいたのではないかなと思います。

子ども達がゲームの最中でも、「あぁ、なんて面白いんだろう」とつぶやいたのを聞き逃しませんでした。保護者の皆さんには消費者役として、カレーを購入してくださいましたが、主旨を理解し、冷静な目で購入してくださったのが大変ありがたかったです。

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また企画したいと思います。

2018年11月21日

まちづくりセンターからお声をかけていただき開催「親子こづかい講座」

昨年「教育資金対策講座」でお声をかけていただいた、札幌市厚別区もみじ台管理センターさんから再度お声がけいただき、今年は「親子こづかい講座」を開催!

約10組程度の親子が3グループに分かれ、ゲームをしながら楽しくお金の使い方、こづかい帳のつけかたを学びました。

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今回は、高学年の参加はなし。2年生と3年生が多かったですが、こづかい帳のつけかたも、自分の買ったものの振り返りもバッチリでした。

1年生のある男の子は、最初は自分のほしい物がゲーム内で買えずへこんでいましたが、進んでいくうちに生き生きとなり、終わった頃には自信に満ちた表情になっていました。

ゲームが始まる前に、将来なりたいものを付箋に書いていただきました。「なりたいの木」が華やかになりましたね。

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今回は少人数でしたのでボードゲームをいたしましたが、学校の親子レクというように大人数の時は、パワーポイントで作成したスライドをみながら買い物体験をする「こづかいゲーム」を行っております。

今回の講座のチラシはこれ!素敵に作成していただきありがとうございました。

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バナナンキッズ【金融教育サイト】です。

  • シミュレーションゲームを使用した親子こづかい講座開催
  • PTAや家庭教育学級など、毎年講演のご依頼をいただいています
  • 親子レクや小学校授業で楽しくお金についてお伝えしています
  • 中学校、高校、専門学校、大学でのライフプラン講座や消費者トラブル講座はリピート続出
  • 札幌を中心に全国各地で活動、オンラインも可能

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ごあいさつ

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横井 規子

バナナンキッズ代表
CFPファイナンシャルプランナー
札幌市在住

親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。

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