支援学級でのお金の学習
札幌市近郊の小学校支援学級で、お金の授業をいたしました。
こちらの支援学級の先生は、熱心にお金の授業を行っています。NPO法人お金で学ぶさんすう®さんの教材「コインステップ」を使って、お金をぴったり払う練習を数カ月にわたりされていたようです。
今年はコロナで買い物体験は十分にできなかったそうですが、チラシを見てどの商品を買うのか選択したり、その金額を出す練習もしていたそうですよ。
外部講師としてお声をかけていただいたわけですから、授業とは違う視点で、子ども達にお金の大切さや使い方を教える必要があると考えました。
■1時間目
・クイズを出しながら、身近なお金のことを知ってもらいました
・私の1か月の生活費を振り返りながら、「(生活に)必要なもの」と「(買ったら)ワクワクするもの」の違いを考えていきました
子ども達は、「それ、買ったらだめだよ〜」などと大いに反応してくれて、楽しそうに授業を受けてくれました。
■2時間目
買いもの体験です。せっかくなので、本物の硬貨を持っていきました。
9800円くらいあるはずですー。
このお金を使って、「必要なもの」と「ワクワクするもの」を買ったり、誰かのためにお金を使う体験もしました。
この買い物で、いくつかのドラマがあったのですよー。悔しい経験をした子もいましたし、私も悩んだ局面もありました。でも、「来年も授業をしてほしい」というお声をいただきましたので、見学にいらした保護者や、今後も引き続き子ども達を導いていく先生方に、何かヒントになることをお伝えできたのかな?と勝手に思っています。
支援学級でのお金の講座も、引き続き力を入れていきたいと思います。お気軽にお問合せくださいね。
2020年12月6日