Q 子ども同士でお金の貸し借りをさせてもいいでしょうか
A
浪費癖を助長するようなお金の貸し借りは、しない、させない
小学校高学年になると、友達同士でショッピングセンターや街の中心部に遊びに行くこともあるかもしれませんね。
学校によっては、
「友達同士で遊びに行ってはダメ」
「郊外を出てはいけない」
というルールを決めているところもあります。
まずは、「ルールを守る」ことを子どもに伝えましょう。
親同士で話し合いをして、「たまにならいいでしょう」と、遊びに行くことを許しているケースもあります。
お金を持たせることになるかと思いますが、そこで気軽にお金の貸し借りをすることもあるようです。
ところが、それをきっかけに、仲の良い友達関係にひびが入り、トラブルになることも・・。
こんなことが起こることも
「お金を貸したのに返してくれない」
「お金を借りたことを忘れられている」
「何度も貸してと言われる」
「他の友達からも、貸してと言われる」
「返すのが遅くなって、クラスのみんなから悪口を言われた」
こんなことで、友達関係が崩れるなんて、親としても辛いものがありますよね。
そもそも、こづかいは、使い方の練習のために渡しているもので、貸し借りのために渡しているわけではないことを伝えておくこと。
親子でルールを決めておくことが大事です。
しかし、
「友達と一緒に習い事に行って、帰りのバス代が足りなくて困っていたので貸した」
・・というような時は、別です。
その場合は、きちんと親に報告するよう、子どもに伝えていきましょう。
アニメーション動画も作成しました。親子でご覧になってください。