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親子で約束ごとを決めましょう
毎回のこづかい額やこづかいで買うものの範囲、こづかい日など、親子で約束ごとを決めます。こづかいが不足しても追加はしないことも約束しておくと、慎重に考えてくれるかもしれません。
買うものの範囲については、これまで親が買い与えていたものを参考に任せてみてはいかがですか。マンガ、シール、友達の誕生日プレゼントなど、各家庭によって、買って良いものと買ってほしくないものがあるかと思います。行っても良い店と避けてほしい店もあるかもしれませんね。先に決めておくと、親も子も迷わないのではないでしょうか。また、お金の貸し借りやおごったりおごられたりは、トラブルになることも多いので、禁止にしておくと良いと思います。
こづかい制を導入する時には、なぜ渡すのか、理由を話しておくといいですよ。「大人になって、一人で生きていかなければならなくなった時にも上手にお金が使えるよう練習させておきたい」と伝えておくと、考えてお金を使ってくれるのではないでしょうか。
お金をどこに保管するのかも決めておきましょう。目につくところに置いておいたばっかりに、遊びに来た友達から「お金を貸して」と頼まれた、持って行かれたという話も聞きます。余計なトラブルを避けるようにしましょう。