今朝(平成21年5月19日)の北海道新聞生活欄に、子どもの定額給付金の記事がありました。札幌は5月末から案内が発送される予定。18歳以下のお子さんにも2万円が支給されます。
小学3年生の女の子が「給付金でゲームを買って」と発言し、お母様が困惑している様子や、賛否両論があることを報道で知り、「給付金の使い方は保留にして欲しい」と話した中学2年生の話が紹介されていました。定額給付金をどのように使うのか、子どもに使わせていいのか悩みどころですね。
うちの娘(小学2年生)はと言うと、「定額給付金は自分にも権利がある」と強く主張。でも、あるサイトを見て、考えが変わったようです。
それは、国税庁のHPで紹介されている忍たまワールドのカードゲーム。子どもも税金について学ぶことができるものになっています。そこで、学校や黒板などの普段接しているものが税金のおかげで買うことができ、それを納めているのは両親なんだということに気がつきました。そして、定額給付金は国からのプレゼントではあるけれど、納めた税金が戻ってくるだけのこと。両親が納めたものだから、自分が自由に使っていいものではないと悟ったみたいです。
定額給付金について忘れてはいけないのは、将来子どもにツケをまわすことになるかもしれないということ。理解できそうなら、国の財政赤字を話し、子どもが将来税金を納め返すことになること、教育費や福祉の費用が削られているなか、楽しみのために使うだけでいいのか、子どもが豊かになるにはどのように使ったらいいのか、話し合ってみるのもいいですね。
2009年5月19日