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必ずしも悪いわけではありません
前から欲しいと思っていた物を買いに行くなら、必ずしも悪いことではありません。
目についたものをすぐ買い、使い果たすようなことがあっても、その後、こづかいなしで我慢するならそれもいいでしょう。
子どもから、「お金なくなっちゃったから、追加のこづかいをちょうだいー」と言われたら、どうしてますか?根負けして渡したりしていませんか?
私も、2回くらいでしょうか?娘から言われたこともあります。まとわりついてくると、面倒で渡してしまいたくなったものです。でも、そこで「仕方がないわね」と、簡単にこづかいを渡してしまうと、こづかいでお金の使い方の練習をしている意味がありませんよね。そうすると、
「うちの母親に言ってもだめなんだ!」
と気づき、考えてお金を使うようになりました。
ところで、通常のこづかいでは買えない高価な物も、子ども自身で買わせるようにしていますか?
お金を貯めなければ、欲しい物が買えないような経験をさせてみると、無駄遣いをしなくなるかもしれませんね。
あるお子さんは、ゲームソフトを買うためにこつこつお金を貯めて買いました。欲しいものはいっぱいあるけれど、ゲームソフトが一番自分の欲しいものなんだと気づき、無駄遣いもなくなったのです。そして、購入することができました(足りない分は誕生日のプレゼントとして家族が出しましたが・・)。
また、貯めておくと、「友達が引っ越しするのでプレゼントを渡したい」という突然の出費があっても困りませんよね。目の前にあるものを考えもせずに買うのではなく、そういうこともありえるから、計画的に使うことや貯めることを教えておくのも良いと思います。