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差をつけてもいいと思います
「兄弟姉妹で欲しい物は同じだから、こづかいの額も同じ!」というご家庭もいらっしゃいますね。
でも、差をつけたいと考える方もいらっしゃるものです。
上の子と同じ金額を、下の子にも渡すのは不安
と考える方もいれば、反対に、
下の子の額にあわせると、上の子が少なすぎてかわいそう
と考える方もいます。
私は、兄弟姉妹で差をつけても良いのではないかなーと思います。
その年齢にあった、任せられる金額は異なるのではないかと考えるからです。
例えば、子どもが欲しい物を買う金額分をこづかいとして渡すのではなく、学校で使う文房具代も任せて渡しているご家庭もあります。
小学生なら文房具は必要でしょうが、未就学児のお子さんなら必要ないですよね。額に差をつけられます。
どちらの子も小学生で文房具が必要だったとしても、
下のお子さんはせいぜい、ノートや消しゴムくらいしか買う必要はないけれど、上のお子さんは書道の時間もあり、墨汁を買わなくてはならない
・・というように、年齢によって任せる物も変わるので、こづかい額は変わっても良いのではないでしょうか。
あるいは、
上のお子さんは高学年になり、一人で習い事に行くので、交通費や軽食代を任せるけれど、下のお子さんは親が送迎するので不要ということもあるでしょうね。
つまり、任せる物を年齢によって変えていくと、こづかい額も自然と差がつくのではないかと思っています。
下のお子さんには、「大きくなったら(任せる物を増やして)同じ金額にするね」と言ってみると、納得することもあるのでは?