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ちょっと遠くで見守ってみましょう
確かにそうですね・・・。
昔は駄菓子屋など、子どもが一人で安心して買い物ができる場所が多かったものです。私も小さい時は、家から歩いて2分のところに駄菓子屋があり、お店の女性が(お店のおばちゃん!と、親しみをこめて言っていたものです)、買い物の様子を見守ってくれていました。
時には、「こんな買い方がある」「こういう買い方はよくない」など、アドバイスいただいたものです。
ところが、最近は車で行かなければならない大型ショッピングセンターが主流になっています。
「どうせ親が一緒だからお金を出せばいい。こづかい制をスタートさせなくてもいいのでは?」というお声も頂戴します。
確かに、そのほうが楽です。
でも、限られた金額で何を買うのか考える訓練も大事です。
どうしたら良いでしょうか?

一緒に大型ショッピングセンターに行く場合でも、買い物をさせてみても良いのではないでしょうか。
お子さんが売り場で考えている様子を見守りましょう。悩んでいたら、アドバイスをしてあげても良いですよ。
「うちの子、買い物に時間がかかるのよ!」と、イライラすることもあるかもしれないですね。
私の娘もそうでしたよー。30分はかかる!
お子さんの買い物の時間を待っているのがもったいないなら、その間に食料品を買うなど、時間を有効に使ってみてはいかがでしょうか。
戻ってきたらすでに買い物が終わっていたということもあるでしょう。「親のアドバイスがないと買う勇気が持てない」と、買い物を終えていなかった場合でも、何分も吟味し考えていたわけですから、ちょっとアドバイスしたら、すぐにお会計に並んだりもするのではないでしょうか。
ぜひ、お子さんに買い物経験をさせてみましょう。