祖父母や親戚から、お金や物をたくさんもらえる環境で育つ子どもは少なくありません。たまになら、大目に見てもいいと思いますが、あまりに頻繁だと、子どもは「お金がなくなったら、また買ってもらえばいい」と考えるようになってしまうかもしれません。「小遣いでやりくりする努力をしなくなるのではないか」と心配する親も少なくないようです。
そこで、祖父母らに「子どもが将来、自立した生活を送るためには、お金のしつけが大事」と伝え、協力をお願いしてみましょう。「過剰に与えない」「金額の上限を決める」「親に内緒で渡さない」など、大人たちで最低限のルールを決めておくといいですね。子どもにも、いつまでももらえるものではないことを伝え、小遣いを考えて使うよう、教えていきましょう。
贈り物をもらった時は、お礼の電話や手紙を書かせることも忘れずに。感謝の心を育てることも、お金のしつけには大事なことです。