最近の子どもたちは、習い事や塾などで忙しいようですが、できるだけ親子で買い物をする機会をつくってみましょう。そこで教えられることは、けっこうあるものです。
私の場合、娘とスーパーに行くと、店内では「○○産のホウレンソウの方が安いわ」「オレンジが最近高いのはなぜかしら」などと話しかけるようにしています。産地による値段の違いや、輸入品は為替の影響を受けることを何げなく伝えたいからです。品質や量、同じ商品でもどの店で、いつ買うかで値段は違ってきます。その中で何を買うのかを真剣に考える姿を子どもに見せることで、商品選びの基準や親の価値観を伝えられるでしょう。
食品購入の目安の一つ、消費期限や賞味期限については、新鮮な方がおいしい物もありますが、すぐに食べきるなら、期限ギリギリでいい物もあります。無駄な廃棄物を増やさず、環境を考えて消費する大切さも子どもに伝えていきたいですね。