プリン代を払わせた理由

先日、娘は仲の良いお友達の家からランチの招待を受けました。さぞ大喜びするかと思いきや、神妙な面持ち。行きたい気持ちはあるけれど、申し訳なくて手ぶらでは行けないそうです。それもそうかと思い、デパートでプリンを買って持たせることにしました。

当日は、雨交じりの雪が降り、風も強い大荒れの日。紙袋のままではプリンの入った箱まで濡れてしまうと思い、リュックの中に入れて持たせることにしました。箱のままでは入らないので、ビニール袋に入れ替え、リュックを乱暴に扱わないようにも伝えました。それなのに、すっかり渡し忘れて帰ってきたのです。リュックの中に入れたことで視界から消え、忘れてしまったのですね・・・。

もう一度、お友達の家に行かせようと思いましたが、念のため袋を開けてみると、中のプリンはぐちゃぐちゃ。きっと、リュックを寝かせてしまったのでしょう。とてもではないけれど渡せる状態ではありません。

「手ぶらで行けない」と言ったのは娘です。出かける前にもすぐに渡すよう伝え、返事もしていました。なのに忘れ、使いものにならない状態にしたわけですから、プリンの代金を払ってもらうことにしました。娘には日頃から、突然の出費やアクシデントに備え、こづかいの一部を貯めておくようさせていたので、そこから500円払ってもらいました(プリンはそれ以上の金額なのですが)。

娘にとって500円は決して少ない金額ではありません。払わせるのは心が痛みます。でも、ここで許してしまうと、「何かあったら親を頼ればいい」「自己責任はとらなくてもいい」ということを教えることにもなります。娘には自立の精神を持ってもらいたいのです。

今回自分でお金を払い、痛みを感じたことで、きっと同じ失敗は繰り返さないことでしょう。そうあって欲しいと願っています。

2011年12月5日