対面だけではなく、オンライン授業の回数も増加
学習指導指導要領が変わり、令和4年度より高校の教科書が変わりました。
公民では「現代社会」に代わって「公共」が新設。社会保障制度の意義や役割を理解させるような内容だったり、貯蓄や民間保険の知識を学んだり。
そして、家庭科(家庭基礎)では、預貯金、民間保険、株式、債券、投資信託の基本的な特徴(メリット・デメリット)、資産形成の視点を学ぶようになりました。
このようなこともあり、令和4年度は高校から「お金の授業」の講師として声を掛けられる件数が増加。
私の住む札幌では対面講座、遠くの街はオンラインというように、コロナ禍前では考えられないスタイルでの授業にも対応しました。
【内容の一例】
- 一人一人、パソコンに入力しながら、卒業後の10年間の「お金の人生設計」を作成
- 社会保険の仕組みを学んだうえで、民間保険に加入するかどうか、ワークをしながら検討
- 投資信託や「つみたてNISA」「iDeCo」の仕組み
- 消費者トラブルの事例と巻き込まれない方法
- お金を借りること、クレジットカードの仕組みについて
- ワークをしながらライフプランについて考える
- その他
次年度もまた、多くの高校でお金のことを教えていきたいですね。自立した生活を送るためにも、お金の授業は大切ですね。