小学5年生、6年生対象
学習指導要領c「消費生活・環境」
【目的】
電子マネーやスマートフォンのQRバーコード決済など、「見えないお金」での買い物が主流になりつつあります。小学生の今は、まだ使わないということもあるかもしれませんが、年齢を重ねるうちに、使っていく機会も増えていくものと思われます。しかし、数字と量が一致せず、上手に使いこなせないこともあるかもしれません。
このようなことから、「今必要なのか」「本当に欲しいのか」考えながらお金を使うことを教えていくことが、ますます重要となっていきています。
特徴1
1か月のカレンダーに沿ったパワーポイントなどで作成したこづかいゲーム。
特徴2
1か月の間にお金を使うであろう場面を想像させ、こづかいをどう使うのかシミュレーション。
特徴3
1か月を見通したこづかいの使い方が意識できる。
特徴4
ゲームを通して、こづかい帳のつけかたを学ぶことができる。
特徴5
じゃんけんも取り入れながら、楽しく学ぶ。
特徴6
子どもの年齢、規模、地域やご要望にあわせて内容を作り変えることができる。
【授業構成(案)】
授業形態 | 学習指導要領C あてはまる部分 | |
1コマ目 | (5分)売買契約いつ成立? (5分)家庭の収入はどこから? (5分)こづかい帳のつけかた (30分)カレンダーこづかいゲーム(前半) | 「買物の仕組み」 ・買った人は、一方的な理由で商品を返却できないことを理解させる 「物や金銭の大切さ」 ・家庭の収入は、家族が働くことによって得られた限りあるもので、それを有効に使うことの重要性を理解させる 「身近な物の選び方」 ・値段や品質などの違いを知って買い物をすることを理解させる |
2コマ目 | (30分)カレンダーこづかいゲーム(後半) (5分)ゲームの振り返り (10分)今日の授業の振り返り 「ゲームでわかったこと」「お金を使う場合気をつけること」を個人考察(時間があれば何人か発表) | 「物や金銭の計画的な使い方について」 ・購入の時期や金額を考えさせたり、購入のための貯蓄をすることを理解させる ・新しいものを購入する以外の方法があることを理解させる ・計画的な使い方を理解できるようにする |
3ページほどの資料をダウンロードできます。
できれば、授業2時間分いただけると、ゆっくり行うことができます。しかし、カレンダーこづかいゲームだけを45分で行うことも可能です。その際は、事前にこづかい練習シートに「ほしいもの」を書き込んでいただくことをお願いしております(事前に送付します)。
注目 学年全体や学校全体など、100名、200名同時に学ぶことができます。
《ご準備いただくもの》
・スクリーンやプロジェクターもしくはテレビといった、パワーポイント資料を投影できる環境が必要です
・児童には、筆記用具を持たせてください
・体育舘などで机を使用せずに行う場合、探検バッグ(下の写真参考)か、それに似たものを児童に持たせると、こづかい練習帳も書きやすいです
・机とイスをご準備いただける場合、配置はスクール形式でお願いします
探検バックを学校で使用していませんか?